速度比較、速度制限比較・WiMAX2+、ポケットWi-Fi、モバイルWi-Fi

モバイルwifi

モバイルWi-Fiのネット回線の種類にはWiMAX2+と4G LTE回線を使ったポケットWi-Fi、モバイルWi-Fiといわれるものがあります。

ポケットWi-Fiは、softbankの登録商標で一つの商品名と言うことになりますが、一般的には無線ネット回線の総称のような呼び名になっています。

ここでは無線の高速ネット回線についてモバイルWi-Fiと言う呼び方で、それぞれの代表的な回線速度の比較をしてみたいと思います。

無線の高速ネット回線で一番早い回線はWiMAX2+

回線速度として一番速いのは、WiMAX2+回線になります。

WiMAX2+は、KDDIにUQコミュニケーションズが、基地局を設置している独自の無線のネット回線です。

WiMAX2+とは、高速な無線データ通信の規格名です。

WiMAX2+の回線をUQ-WiMAXという会社が、販売をしています。

UQ-WiMAXの無線ネット回線を代理販売しているプロバイダがいろいろあります。

プロバイダのところで、料金を安くしたり、キャッシュバックをつけたりして販売をしています。

WiMAX2+回線については、どこのプロバイダーから契約をしても、同じWiMAX2+回線を利用すると言うことになります。

WiMAX2+の回線スピードは、ルーターにより限界がありますが、現在、最高通信速度を出しているルーターが、758Mbps通信速度誇っています。

758Mbpsと言うのは、光回線のみの非常に高速なネット回線となります。

4G LTE回線のモバイルWi-Fi

無線の高速ネット回線では、WiMAX2+以外には、4G LTE回線を利用したモバイルWi-Fi、ポケットWi-Fiがあります。

ソフトバンクのポケットWi-Fiでは、最大612Mbpsの速度が出ます。

WiMAX2+よりは、若干速度が遅い数字になっていますが、体験的には、問題のない十分な速度です。

ドコモのLTE回線では、Xi(クロッシー)回線を利用しています。

ドコモのルーターでは、下り最大速度788Mbpsを表記しています。

それぞれ、各社のスピードは非常に高速の数値を表記しています。

無線のネットといえども固定の光回線なみの速度です。

全てこれらは、ベストエフォートの理論値での最大速度です。

ですから、実際には、この数分の1程度の速度になります。

実測では、数十メガバイト程度の速度が出れば十分です。

無線の高速ネット回線の場合は、地域差や建物の入り組み具合、室内か屋外かでもだいぶ通信速度が変化いたします。

夜間帯やお昼休みの混雑時には、速度が落ちる傾向にあります。

ベストエフォートでもこれだけの速度標識があり、実際に数10MBの速度が出れば、一人暮らしの固定回線代わりにも活用できます。

無線の高速ネット回線を選ぶ場合は、これらの速度が問題にはなります。

スペック的には、どこの会社でも非常に高速のネット回線を利用できるということです。

WiMAX2+の速度制限について

無線の高速ネット回線については、各社それぞれ速度制限を設けています。

WiMAX2+は、月間無制限といっても、直近での3日間で10GBのデータを超えると、翌日の夜間帯だけ速度制限を行います。

10GBを超えた翌日18時頃から翌々日2時頃に速度制限がかかります。

翌日の速度制限が始まるまでは、データ使い放題です。

20GBを超えても、30GBを超えても、50GBを超えても使い放題です。

しかも、夜間帯の混雑時の速度制限以外、昼間の時間帯には、制限がありません。

制限がされても、おおよそ1Mbps程度の速度の制限です。

1MBの速度があれば、なんとか普通にネットを使えます。

3日間の速度制限になってしまう10GBのデータ量ということでも、案外出来ることは、多いです。

YouTube動画高画質HD720pで13時間程度は連続してみることができます。

1日にならすと、4時間は大丈夫ということです。

しかも、制限されても1MBで動画がみれるのです。

一般的なネット利用には、問題のない程度です。

WiMAX2+の3日間10GB速度制限の内容をみて、結論としては、実質使い放題と考えていいと思います。

大量にデータ量を利用する場合に、通信速度の平等性を確保するために速度制限を設けているということです。

それでも、月間の容量については、無制限で、3日間10GB制限といってもデータ容量的には、実質無制限に近いもので、一般的なネットに利用状況からすると問題のないものです。

4G LTE回線のモバイルWi-Fiの速度制限

4G LTE回線のモバイルWi-Fi、ポケットWi-Fiの速度制限は、WiMAX2+のようなパターンと、月単位で5GB、7GB、あるいは無制限などと、各社まちまちです。

WiMAX2+よりは、速度が落ちるにしても、最近では、月間容量無制限、3日間の速度制限もない完全無制限のサービスも生まれていて大変な人気です。

実際の速度の目安

モバイルWi-Fiの実際の速度は、ルーターごとや、地域や建物の状況、時間帯なので、いろいろ変化はいたします。

しかし、これからモバイルWi-Fiを導入する場合、おおよそでもその実際の速度を知っていれば、選ぶ基準になるでしょう。

WiMAX2+の通信速度について

モバイルWi-Fiの回線では、WiMAX2+が1番高速なスペックを持っています。

実測値で言うと通常は30Mbps~100Mbp位は出る状況です。

WiMAX2+については他社の4G LTE回線のモバイルWi-Fiに比べてエリアが、多少狭くなっているため弱点はありますが、高速でつながりやすさについては非常に定評があります。

4G LTE回線のモバイルWi-Fiの実測値について。

WiMAX2+以外のモバイルWi-Fiの速度については実際には10Mbpsから70Mbps程度は出ています。

4G LTE回線は、WiMAX2+よりも広いエリアを持っています。

もともと大手キャリアの携帯電話回線をそのままネットのデータ回線として利用しているので、人口カバー率についてもエリアについても非常に広い範囲を確保しています。

WiMAX2+、ポケットWi-Fi、モバイルWi-Fiの選び方

目的別に、WiMAX2+、ポケットWi-Fi、モバイルWi-Fiの選定基準です。

高速無線ネット回線へのつながりやすさ、速度制限、月間データ容量、契約期間の縛り、料金、ルーターの機種というところで各社を比較する必要があります。

  • 速度制限
  • つながりやすさ
  • 月間データ容量
  • エリア
  • 月額料金
  • 契約期間の縛り
  • ルーター機種

動画を1日中つけっぱなしにしたり、ゲームを長時間しているようなハードユーザーの場合は、固定回線か、まったく縛りのないモバイルWi-Fiを選ぶことになります。

一般的には、動画を一日3、4時間程度、通常のネット利のでSNS関連や検索利用のミドルユーザーの使い方では、1日2GB~3GBのデータ量で充分です。

一般的なミドルユーザーの利用範囲では、WiMAX2+の3日間10GBの縛りは、許容範囲になります。

WiMAX2+は、3年契約が必要ですので、これを許容するかどうかです。

4G LTE回線のポケットWi-Fi、モバイルWi-Fiでは、契約期間の縛り無し、3日間の縛り無し、月間の速度制限のないデータ容量が100GB程度以上で、または、無制限というものであれば十分です。

この条件でなるべく安く契約できるところを探せばいいでしょう。

WiMAX2+、ポケットWi-Fi、モバイルWi-Fiおすすめ

WiMAX2+、ポケットWi-Fi、モバイルWi-Fiのプロバイダの中から、厳選しておすすめのサービスを選定します。

WiMAX2+が一番つながりやすくて高速のデータ通信ですので、優先して掲載しています。

4G LTE回線のポケットWi-Fi、モバイルWi-Fiでは、ミドルユーザー的なところで条件的に許容範囲に入るものをまとめました。

モバイル回線おすすめ表【2021年7月調査】
プロバイダのリンク開始月料金・37カ月~料金・3年間支払い総額契約期間、速度制限など
楽天モバイル
Rakuten UN-LIMIT回線人口密集地エリア展開、エリア外はauの4G回線利用可
~1G無料、~3GB1078円、~20GB2178円、以降使い放題3278円3年間使い放題として118008円解約金縛り無し楽天エリア内無制限、3日制限無し、エリア外au回線月5GBまでそれ以上は1Mbpsで動画などOK携帯電話とルーター代わりになるので最安
最安値保証WiFi
softbank4G回線
月3611円3年総額118080円wifiのみでは最安解約金縛り無し月間容量無制限、3日制限も無し
クラウドWi-Fi
softbank、au、DoCoMo4G回線を自動切換えエリア広い
月額3718円3年総額133848円解約金縛り無し月間容量無制限、3日制限も無し、海外利用もOK。
BroadWiMAX
2年以上利用で安い、乗り換え補助ありWiMAXならおススメ
初月2999円、3~24ケ月3753円、~4413円3年総額140106円WiMAX、3年契約、月間容量無制限、3日10GB制限
SAKURAWiFi
softbank4G回線
月額4048円3年総額145728円解約金縛り無し月間容量100GBを目安、3日制限は無し、SIMのみあり
DTI WiMAX2+
3年目から安い長期契約で安い
1~2ヶ月0円、3ヶ月2849円、4ヶ月~4136円、3年間総額139337円WiMAX、3年契約、月間容量無制限、3日10GB制限
カシモWIMAX初月1518円、以後3971円、3年総額140503円WiMAX、3年契約、月間容量無制限、3日10GB制限
So-net モバイル WiMAX 2+
若干高めだがサポート充実UQ mobile併用で割引あり
1~12ヶ月3700円、以降4817円、3年総額160008円WiMAX、3年契約、月間容量無制限、3日10GB制限
GMOとくとくBB WiMAX2+
キャッシュバックあり
初月日割1~3カ月3969円、以降4688円3年総額166611円WiMAX、3年契約、月間容量無制限、3日10GB制限
GMOとくとくBB
とくとくBBのキャッシュバック無しコース、3年までは安い4年から高くなる
初月日割1~3カ月2849円、4~25ヶ月3678円、以降4688円、3年総額141031円WiMAX、3年契約、月間容量無制限、3日10GB制限
BIGLOBE WiMAX 2+
15000円キャッシュバック
初月0円以後4378円3年総額153230円WiMAX、1年契約ハイスピードプラスエリアモード1105円必要、月間容量無制限、3日10GB制限、端末代800円24回払い必要
UQ WiMAX
WiMAX本家で料金高め
月4268円、3年総額153648円WiMAX、2年契約、月間容量無制限、3日10GB制限、別途端末代必要

表の詳しい説明はこちらです。→モバイルWi-Fi各社を速度・制限・料金・エリア・契約期間で比較

契約期間の縛り無し、速度制限無し、料金が安いという条件が全部そろっている回線は、残念ながらありません。

WiMAX2+、4G LTE回線のポケットWi-Fi、モバイルWi-Fiという高速無線ネット回線での許容範囲はどこかの考え方で、どの部分を重視するかで選ぶ必要があります。

上記の表では、3年契約が必要ですが、WiMAX2+の最安値のGMOとくとくBB WiMAX2+は、最安値で人気です。

どんなときもWiFiについては、2年契約がありますが、速度制限では月間でも3日間でも完全無制限ですので、大容量のネット通信を必要とするヘビーユーザーにも、おすすめです。

短期でモバイル回線が必要な場合は、契約期間の縛りのない縛りなしWiFiがベストです。

契約期間の縛りがあってもOKな場合で、とにかくどこよりも安くしたい場合は、モバイルWi-Fiでは、本当の最安値の縛りなしWiFiの縛っちゃうプランのコースが、それに該当します。

各社、一長一短があります。

ユーザーごとでベストなところは、違ってくると思いますのでご参考にしていただければ嬉しいです。

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